第7回 学校で行う避難所運営ゲーム

 

■テーマ

(HUG:避難所運営ゲーム)

~ゲームを通して、避難所運営を考えましょう~

 

■ゲストスピーカー

(高橋実芳子)

 

□プロフィール

ひょうご防災特別推進員

 

 阪神淡路大震災の経験をきっかけに神戸市の市民救命講習のインストラクターを取得。平成17年から神戸市東灘消防団へ入団、現在も団員で活動中。災害現場から見えてくる防災を学び、啓発活動に力を入れる為、神戸クロスロード研究会にも所属。

 平成24年に防災士を取得し、平成26年から兵庫県防災士会の神戸担当理事、平成30年5月より兵庫県防災士会理事長に就任。並びに地震予兆研究センターの理事、こうぼ防災サポートの代表をする。女性の視点から防災講義やワークショップを中心に活動をする少し防災オタクの主婦です。

 

姫路城の前にある白鷺小中学校。


その「現地」の図面を元に、「現地」の学校内で避難所運営を、リアルゲーム形式で体験

 

ひょうご防災特別推進員の高橋実芳子さんをゲストとしてお招きし、HUGを学校関係者や防災に関心のある方々で行いました。

 

そしたら、意見交換が終わりません(^^)

 

・避難所の体育館に必要な通路の幅は?
・体の不自由な方々をどのように優先的に対応しますか?

 

白鷺小中学校の先生も普段仕事していて気付かない視点が広がりましたと感想を持たれました。

 

皆さんの熱心な想い。自由な意見。多様なアイデアで溢れました。

 

これからの避難所は、学校と地域が手を結び、運営を考えること。

 

参加頂いた皆さま、有難うございました。

 

■■■(参加者のアンケートの一部)

 

自分とは違った様々な背景を持っている方が次々に集まって来られることがわかり、また、それぞれの思いが違うこともわかった。そのような方々をスピーディーに的確に対応することが必要だとよくわかった。

 

何回かHUGはやったことはあったが、毎回違う形になって面白い。通路にこだわったのがすごいと思った。

 

自分の学校を避難所運営として見ることがなかった。やってみるとどこに避難者を置くのかすごく難しかった。現地の職場の先生として気づきがあり、白鷺小中学校の場合、運営本部に対して、グラウンドが大きいなどの課題も考えた。