■テーマ
(地質ラボ)
~地質の専門家と現地の危険性を学ぼう~
TVでは、よく放映される土砂崩れや土石流。その要因とは何なのか。住宅の身近で起きる土砂災害を、現地で楽しくウォーキングしながら、学んでみませんか。
■ゲストスピーカー
(五十嵐慎久)
□プロフィール
防災地質のスペシャリスト
(キタイ設計株式会社防災地質部)
信州大学理学部地質学科 卒業
キタイ設計株式会社入社後、専門の地質的な業務に加え、軟弱地盤、構造物に対する地盤評価、災害調査・地すべり調査、地下水調査など幅広い分野の業務を担当。
全国を幅広く、地質の視点から防災点検。専門的な視野を持ち、一般市民にもわかりやすく話をして頂きました。(アウトリーチ)
■近所の裏山を調べることはできますか?(^^)/
皆さんは、自分の住んでいるところのどこが危険か、地質的に説明できますか?
今日はトライアルラボ(^_-)-☆
山崎断層のある「はりま里山研究所」!
・現地の凝灰岩は亀裂が入りやすい特性があります。
・姫路場付近は昔からある、泥岩。
・あの広島安佐地区は花崗岩。
・風化すれば真砂土になります。
知識は増えても自分たちで調べるにはどうすれば?(^'^)
・地質図はネットでも調べれます。
・現地で土砂堆積してたら、どうやって地質を見るのか?
・急傾斜地していって、地質の考慮していないの?
いろんな専門的な気づき。参加者の見方も大きく変わりました(^_-)-☆
まだまだ深い地質トーク。専門的な内容を一般の方にわかりやすく説明して頂いたゲストスピーカーの五十嵐さん。
そして、実際に住んでいる方のお話も聞きました。災害の危険性も理解して、いろんな対策を講じられていました(^^)/
そして、裏山でみた堰堤。土砂災害の危険性は、下流域と過去の開発にも秘密がありました。
現地でさらに深まる気づき。
ご参加頂いた皆さん、有難うございました。
今度は自分の住んでいるところを調べてみたいですね。
ーーー(参加者の感想の一部)
・いつも山とか斜面とかあまり考えてみることがなかったので、これからの見方が変わると思いました。
・地質地形をちゃんとみれば災害を予測できるんですね。
・災害が起こった時にしか災害を意識することがないので勉強になった。
・地震ハザードマップ初めて聞きました。地質図も自宅や学校周辺等見てみたいです。地質によっての崩れ方が違うことが良くわかりました